僕のロードバイク Panasonic LES MAILLOTS S
僕が乗っているロードバイクを紹介します。
まずどうしてロードバイクなんて始めたのかってところなんですけど、友人が持っているロードバイクを借りて横浜までライドしたのがあまりにも楽しくて、帰ったその日にヤフオクで見つけた苔の生えたぼろいロードレーサーを買ってみたところから始まります。レストアして完成させたのが一枚目の写真です。ロードバイクよりロードレーサーが似合います。構成を紹介していきます。
フレーム:Panasonic LES MAILLOTS S Order Cr-Mo
1990年頃にPanasonicが現在のPOS(Panasonic Order System)の前身として始めたオーダーバイクらしいです。Sと高そうなアルファベットがありますが、これは搭載コンポによって変わります。Sはシマノ105SC(1055/1056世代)を表しているみたいです。
素材はクロモリで、細身のホリゾンタルフレームが美しいです。また、空気圧を高めにしてもそれを感じさせないくらいには振動吸収がしっかりしていて日帰り100㎞なんかもそれほど疲れることなくこなせます。
これを買ったときは苔は生えてるわ所々錆びてるわBBは固着しているわで大変でしたが、こうやってまた日の目を見ることになってうれしく思っています。
クランクセット:デュラエース FC-7402 42-52T
最初は上の写真の通りFC-1055がついていましたが、淡泊なデザインだな~と思って文字が彫り込まれててシャープなデザインに惚れて7400系デュラエースをちょくちょく投入していきました。その中の一つです。
日本刀を模したとされるそのデザインには美しさを感じずにはいられません。
古典的なカップアンドコーンタイプのBBです。古いですが玉当たり調整をしっかりやればホローテックII世代のセラミックBBよりよく回ります。ここにも彫り込みでDURA-ACEとあったり、ウォーターシース(ウォーターシーフ?)にもロゴが貼られていて手が込んでいます。かっこいい
FC-7402との組み合わせならチェーンラインも適正になると思うしおすすめです。
ブレーキキャリパー:デュラエース BR-7403
初めて買ったデュラエースがこれ、BR-7403です。クランクの欄でも言ったけど彫り込まれた文字に惚れて最初に買いました。高性能なデュアルピボット、美しいアルマイト、腐ってもデュラエースです。めちゃくちゃ効きます。少なくとも現行の105やアルテグラと同等くらいには効くし速度調整もしやすいです。
ブレーキレバー:デュラエース BL-7402
デュラエース最初のSLR(Shimano Linear Response)対応レバーで最後のノーマルレバーです。
SLRとは今では当たり前ですが、ブレーキ側のばねを弱めて代わりにレバーにばねを内蔵して引きを軽くする機構のことをいいます。本来はシングルピボットのBR-7402との組み合わせが適正なのですが、7403でも全く問題なく使えます。引きも問題ないです。当然ロゴは彫り込まれていてかっこいいです。
ペダル:デュラエース(?)PD-7401
シマノ初のビンディングペダルであり、過去にランスアームストロングが愛用していたペダルとして有名なペダルです。当時のシマノはLOOKからPatentを受けてこのペダルを作っていたので、型番はデュラエースグレードですが名乗れなかったそうです。後のSPDペダルであるPD-7410では本体にもロゴが印刷されて晴れて正式にデュラエースとして発売されました。クリートは現在でも売っているLOOKのデルタクリートが使えます。SPD-SLシューズにポン付けできます。
シートポスト:シマノ600AX SP-6300-A
シマノがエアロを前面に出してた時期のシートポストです。同時期のデュラエースと同じく上部のねじで角度が調整できて固定もできるスグレモノです。これも文字彫られています!昔のパーツは本当に手が込んでますね~~~
径は27.0です。
リアディレイラー:105SC RD-1056
7400系デュラエースと同世代の105、105SCのリアディレイラーです。8速対応です。ライムグリーンの塗装に美しい穴なしプーリーケージが素晴らしいです。変速性能も普通に良いです。あと普通に人気ないから中古が極端に安い。
フロントディレイラー:105SC FD-1056
特筆することのない普通のフロントディレイラーです。しっかり変速します。
シフトレバー:105SC SL-1055
今ではだいぶ珍しいダブルレバーです。別にSTIが嫌いなわけではなくむしろ楽だし好きなのですが、このバイクには似合わないだろうというのと操作が楽しいのでずっとダブルレバーで使っています。
このレバーはリア側レバーにあるねじ?でインデックスとフリクションが切り替えできます。気分で使い分けてます。
ヘッドパーツ:105SC HP-1055
これも特筆することのない普通のスレッドステム用1インチヘッドパーツです。しいて言うならカップアンドコーンタイプなのでたまにグリスアップをしたほうがいいのと緩んでガタが出ることがあるからしっかり締めようねってくらいです。
スプロケット:CS-HG50-8 12-21T
超クロスレシオ漢ギアスプロケです。小さいけどこれで山も登ります。
フロント/リアハブ:ティアグラ 4600
普通のハブです。フリーのラチェット音が金属的で静かだけど美しい。
リム:謎
クラシカルな謎のリムです。
サドル:セライタリア SLR
定番薄型軽量サドルです。硬いけど謎に疲れないのとチタンレールがロマンです。
タイヤ:ヴィットリア ザフィーロプロ スリック
安いので買ったんですけど普通にルビノプロとかコルサにしたいです。
以上です。変速周りはあえて105SCで固めてみたり、サドルとバーテープとアウターワイヤーは白で統一してみたりとそれなりにこだわってみたつもりです。総重量は普通に10kg超えてたりしますが(10.3kgだった)、重量あってもギア重くても気合と体力で乗れるのでそこも味だと思って乗っています。
雨の日はめんどくさいのでアルミクロスバイクとかが二台目にほしいなーって思ってます。だれかください
クロモリは楽しい